仮想通貨・ビットコイン周りの税務は難しい

ビットコインをはじめとする仮想通貨はまだ普及して日が浅いこともあり、仮想通貨自体の仕組みはもちろんですが、その税金の部分までもとなると、まったく理解が追いついていないという人も、多いと思われます。確定申告などで税金を計算するにも、仮想通貨は課税対象になるパターンが複数あったりと複雑ですし、単純にどこからどこまでが経費として認めれるのかなど、実際に、仮想通貨の税金については、自分一人で判断するのが難しいポイントが、たくさんあります。

ネットを使って情報収集するだけでも、税金についてある程度の知識を手に入れることができますが、やはり判断に迷ったり不安に思うところがある際は、税理士さんに直接相談するのが一番です。というわけで今回は仮想通貨の税金について相談する、税理士さんの探し方について紹介していきたいと思います。

仮想通貨・ビットコインで相談すべき税理士の探し方は?

仮想通貨の税金関連で相談する税理士さんの探し方は、大きく分けて以下の3つです。

  • ① 口コミで紹介
  • ② メディアで発信している人
  • ③ 税務サービス

早速それぞれについて、順に説明していきたいと思います。

①口コミで紹介: 士業の先生は知人からの口コミ紹介が鉄板

知人などに、実際に相談したことがある人がいる場合は、その人に紹介してもらうのが一番無難と言えます。これは仮想通貨に限ったことではありませんが、やはり普段から付き合いのある仲のいい関係であれば、知り合いに紹介する際に適当なことはできませんし、知人は実際に相談して知りたい問題を解決できているわけですから安心度も高くなります。

そして税理士さんも自分のことを紹介してもらう分には悪い気持ちにはならないでしょうし、担当したお客さんの付き合いのある人ということで、より丁寧に対応してもらえるかもしれません。仮想通貨は普及し始めて間もないこともあり、特に税金などの確定申告にかかわることで相談をする際は、できるだけ自分が信頼できる人に相談するのがベストです。

②メディアで発信している人: ブログなどネット上で発信している税理士さん

知人からの紹介が難しい場合は、ネットを駆使して、仮想通貨まわりに詳しい税理士さんを探してみましょう。仮想通貨の税金まわりの知識は複雑なので、おそらく現状、税理士さんの間でも人によって知識レベルがバラバラな状況であると予想できますが、その中でもTwitter上やBlogなどをつかっていち早くコンスタントに情報を発信している税理士さんはある程度詳しい知識を持っている人と判断できるでしょう。ブログを読んでみて内容が分かりやすいかどうか、自分も実際に仮想通貨投資を行なっているかというのを、判断基準の一つにしてみるといいかもしれません。

ちなみに丸山正行税理士事務所の丸山先生は、自身も仮想通貨が好きで投資もされており、実際に税理士の仕事として仮想通貨の案件にも複数関わっている方です。定期的に仮想通貨の税金についての記事をブログで投稿されていますので、チェックして参考にしてみてください。

丸山正行税理士事務所ブログ

③税務サービス: 仮想通貨・ビットコインの税務サービスも

仮想通貨に関する税金関係のサービスを提供するWEBサービスも、実はすでに登場しています。知人に紹介してもらう事が難しい場合や、自分で相談する税理士さんを探すことが難しい場合は、こういったサービスを活用して税金についての疑問を解決しましょう。

GUARDIAN

こちらのGUARDIANというサービスは、仮想通貨の税務に精通した信頼できる税理士を納税者へ仲介するサービスと、記帳代行システムをセットにしたサービスを提供しているものになります。単なる税理士の仲介だけではなく、サービスの運営側で、複数の取引所情報や取引き履歴を時系列で整理するシステムを開発し、それを税理士に提供することで業務をサポートしているのが特徴です。

CoinCheck、Bitflyer、Zaimなどの国内主要取引所はもちろん、GUARDIANはそれ以外の国内外の主要15取引所の取引きにも対応しています。ちなみに報酬の支払いについても、ビットコインを利用することが可能になっています。

取引所CSVの取り込みや取引所履歴の検証サポート、そして税理事務所による確定申告書の作成などを提供するサービスが一番お手頃なプランとして用意されており、値段は¥49,800〜利用可能になっています。他にも電話対応やコンサルティング対応などより細かいサービスを提供するプランや、法人向けのプラン(20社限定)も用意されています。

Keiry

このサービスは、先ほどのGUARDIANの記帳代行システムだけを切り出したようなサービスで、取引所の取引・入出金履歴やウォレットの履歴をもとに、国税庁の見解に沿った損益計算を、移動平均法・総平均法を使って行なってくれるツールになります。

ちなみに現在はベータ版のため無料で全ての機能を使えるようになっていますが、ツールが対応している取引所はCoincheck、Zaif、Poloniexの3つで、ウォレットも対応しているのがCopay(BTC)、TREZOR(BTC)の2つとなっており利用できる人が限定されているため、今後のアップデート内容などを参考に利用するかどうか判断してみるといいかもしれません。

仮想通貨・ビットコインに税理士の先生も苦戦中

投資家はもちろんですが、仮想通貨に関しては、税理士さんでもまだまだ知識が追いついていない人が多く、対応するのが大変で、仮想通貨の仕事をする中で新しく知ったり気がついたりする事も多いようです。とはいえ、それでも自分で判断するよりは、会計の専門家である税理士さんにしっかりと相談して解決する方が安全ですし、無駄に時間をつかって悩むことも少なくなります。

仮想通貨はまだまだ未知数な部分が多いですが、特に確定申告などに関わる税金などで判断に迷った際は、しっかりと専門家に相談して解決するように注意しましょう。

(編集:RomaneCoin編集部)